ハゼ用の針外しを自作してみました。Part4

っぅ

2018年02月04日 17:00

 ハゼ釣り用の「針外し」を自作しました。


 この製作は、今回で4回目です。


 ハゼ釣りの師匠に、自作の 「針外し」 をいただき、真似して作ってみました。

製作のコツを教えていただきましたが、時間が掛かる割に大したものが作れず。


そんな不器用な自分でも

既製品を使って、魚に優しいものを時間を掛けずに作れないかと思っていました。


 今年のハゼシーズンには、飲み仲間が 「ハゼ釣り」 を始めることになっていて

自作の 「針外し」 を使ってくれたら。なんて、思ったりして。


まぁ、自分が真剣に魚と向き合っている最中に、

仲間の誰かが、魚に飲まれた針を
「外してくれよー。」 なんて頼んできたら

ちいっとばかし 「めんどくさいなぁ~」 と思ってしまう

自分の「クズな性格」 のせいでもあります(^o^)

 

 最近では、買い物に出かける度に

「なにか釣り道具の製作に使える材料はないか。」

と店内を物色するようになりました。

で、100均の手芸コーナーで、おもしろいものを発見。

 
 今回、購入したのが これ。





 某ダ○ソーさんにて、「9ピン」 と呼ばれる手作りアクセサリーに使う真鍮(しんちゅう)の針金。

片端がキレイに丸めてあり、

 長さ 30mm
 内径 4mm
 線径 0.6mm

でした。

 最近の100均にはいろんなモノが置いてありますね。

今回は、こんなものまで購入しました。




グルーガン(200円)とグルースティック(100円)です。

グルーガンをAC電源につないで、5分ほど放置してから、
グルースティックを挿入します。

このスティックをグルーガンに内蔵された抵抗の熱で溶かし、

トリガーを引くとスティックが少しずつ溶け出てます。

スティックが常温に戻るタイミングでモノをくっつける仕組みです。


金属、木、紙、布、石、プラスチックに使えるそうです。


スティックは、口径7.5mm×長さ100mmが20本。

長さに少しムラがありましたが、
さすが100均。お安いですね。

しかし、グルーガンの口先がうまく閉じきらないのか、温度制御がうまくいかないのか

トリガーを引いてないのに、
切れない小便のように溶けたスティックを「タラタラ」と垂れ流してました。残念。


今回は、「針外し」の柄にするために購入したんで、釣り場の中で目立つようスティックは白色を選びましたが、

お店には、黒色と茶色のスティックも置いてありました。


おっさんが手芸コーナーで物色する姿は、ちょっと異様かもしれませんが、ほんのわずかな時間ですので許してください。




 この丸く加工してある口の部分を少し広げ、適当な角度 (45°くらい) に曲げてみました。

ポイントは、針金の先端部分と輪っかの根本部分をわずかに 「ずらした」 こと。

これにより、魚に飲まれた針がつかみやすくなりました。


 公園に落ちていた桜の枝と、菜箸、そして、グルースティックをそれぞれ柄にしてみました。










 ところで、私は左利きです。

野球好きの父の気まぐれで、

なんでもかんでも左に持たされたおかげで

文字を書く以外は、ほとんど左です。

そんな自分は、野球以外のスポーツに興味を示してきた「ひねくれ者」です。


「自動改札機」や「自動販売機」は、

自分の行動を妨げる方向に手をもっていかなければならず、ちょっと苦手だったりします。


 釣りも例外ではなく、左手で釣り竿を持ち、釣った魚を右手でとらえます。

「針外し」を使うのは釣り竿と同じ左手。そして、左まわりで針を外します。


 作った後にイメトレしてから気づいたんですが、この 「針外し」 は、左利き用でした。

人にお使いいただくことが前提ですので、右利き用も作ってみました。

まあ、針金の先端部分を左巻きと右巻きの2パターン、作っただけですけどね。


 しっかし、さすがは既製品ですね。

何度も指で触れて、魚を傷つけるような角の無いことを確認するのですが

「触るもの皆、傷つける」ナイフのように尖った部分はなく、魚のクチの中でも優しく弧を描いてくれそうです。


 なかなかのモノができたと自画自賛です。


 しかし、針金がちょっと細すぎますね。

真鍮は、ねばりのある金属ですが

この 「針外し」 をズボンのポケットに入れたまましゃがんだら、すぐに曲がってしまいそう。

今回、お店に「9ピン」は、このサイズしかありませんでした。

まぁ、形あるものはいつかは壊れますからね。
改良する代わりに数を作っておくこととします。






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